2018.03.14
今日はなんと3本も観ちゃいましたね!!!さすがに疲れました...
1本目『シェイプ・オブ・ウォーター』
これは他の映画見たときに予告で少し気になっていたのと、知人がこの映画について話をしてるのを小耳に挟んだのとで観ました(まあ要は半分思いつき)
今日観た中で1番好きでした!!想像してたのはもっと切ない感じばかりのストーリーでしたが、実際見てみると結構ハラハラするストーリー展開で、その中に切ないもうまいこと入ってる感じかな?バランスよくて雰囲気も好きでめちゃくちゃ楽しめました。ラストもそうくるか〜!て思いました...
テーマの1つとして「愛」みたいなものがあると思うんですが、1番大きいところでいくとイライザと半魚人くんのお互いの愛とか、ジャイルさんの所謂セクシャルマイノリティーな愛とか、ストリックランドさんの歪んだ自分のための(?)愛とか、ホフステトラー博士の知識欲の対象への愛とか...。最初は種族を超えた愛!みたいなことしか気づけてなかったけどよくよく考えてみるといろいろ入ってたな〜と感動しております。
あとは結局半魚人くんの能力とか構造とかルーツとかそういうのははっきりしなかったところとか、登場人物の過去についてちらっと描写されてるところとか、このあと結局誰がどうなっていったのかとか......。とにかくいろいろなところに想像の余地を残しつつ、でも物語としては綺麗に完結しているから気持ちの悪さは残らず、そういうところがとっても良かったし今いろいろ想像して楽しんでます。
例えば、半魚人くんのあの能力で声出るようにならないのかなと思ったけど、なくなったものを復元するまでの能力ではないってことなのかなと映画見てる最中は思いました。今改めて他な理由考えてみると、半魚人くんも声による会話はできないわけだからイライザの声が出ないことってそんなに重要じゃなくて、むしろあの傷を触ろうとしたときにイライザに拒否されたことの方が大事なのかな、とか...
もっといろいろ想像して楽しんでるんですが書いてるとキリがないので自分で納得いく結論に辿り着いたそれだけ書いておきました。
長々と書いていることからもわかると思うけども観終わってからも長く楽しめる作品でした!
2本目は『15時17分、パリ行き』
これは他の映画見た時に予告で存在を知った後、ネットで実際その場にいた人たちが本人役で演じているという話を見て気になったので観ました!
まだ少ししか映画を観られていないけど、私は多分ストーリー性を重視する傾向にある気がするんですよ。で、この作品は実際の出来事を映画として残す!みたいな感じもあって製作されたのかなと思うので、ストーリー性が素晴らしかったな〜!とかそういう感じではなく、まあ言ってしまえばあんまり私好みではなかったかな?と思いました。
事件の内容自体がすごく多く描かれてるのかなと思っていたけど、実際はそれ以外の部分が大半を占めていたのが意外でした。事件までの伏線のようなものを細かく描いている感じなので、当時のことを知っている人としてはすごく面白いのかもしれない...。まあその辺は事前情報全く無しで観に行く自分が悪い気がしますね......。個人的にはこの旅行パートこんな長々要るかな?とか、あの3人がどんな子供でどんな性格だったとかっていうのを描く必要あんま無かった気がするな?とか思いました。でもこれお話として作られたわけじゃなくて事実を描いてるものだからそう思うといろいろすごいな...とは思います。
とりあえず自分にはノンフィクションが向いてないってことかなという結論に至りました。
3本目『坂道のアポロン』
これも予告で存在を知りまして、小松菜奈の見た目が大好きなので観よー!!と思って観ました。まあジャズとかそういう音楽も好きだし、舞台になってる時代も好きなので好みかな〜!と思ったというきちんとした理由もあります。
小松菜奈すごく可愛かった、あんなに雨が似合う人いない......。あんなに雨が似合うのにそれでいて爽やかで涼しげで透明感のある人...すごい好きですね......。
あと2つの動機についてはあんまり満たされなかったかなあと思いました。雰囲気が好きだな〜とまったり観られた感じはしましたが、まあ特にジャズについて興味が深まるようなことがあるわけでも、その時代ならではの描写が(まああるにはあったけど)ストーリーに響いてる感じもしなかったので......。ジャズといえばセッションっていうところを活かして友情を描いてるのはいいなーと思いました。まあ原作が漫画なのに一切読んだことないからこんな感想しか抱かないんだろうけども......。
個人的に知念くん演じる西見さんのことがどうも好きになれなかったのもこんな感想しか書けない理由の1つかもしれないです。知念くんのことが好きになれなかったのか西見さんのことが好きになれなかったのかは原作を読まないとわからない気がするので深く考えるのをやめました...。
ここからは観た映画の感想ではないんですが、今日は珍しく午前中から観に行くことができたので時間を有効に使えてる感じがしてすごく楽しかったですね...。
あと予告の中でめちゃくちゃ気になった映画が2つあるので忘れないようにメモします。
まず『レッド・スパロー』。何回も予告見てうーんやっぱ気になる!面白そう!と思ったので機会があれば是非行きたいです。
2つめは『恋は雨上がりのように』。まあこれは原作が大好きなので、予告の中で気になったという表現は良くない気がするけど...。スクリーンで初めて予告見れたのがとにかく嬉しかったです、すごく楽しみ!居住地的にアニメが残念ながら見られていないので余計に楽しみです!早く観たい!!!!